訪問看護師 人間関係

訪問看護は連携プレー

訪問看護師に転身しようと考える方も多いと思います。
その理由の1つに病棟での人間関係のストレスがあるでしょう。
複数のナースが24時間働く職場、医師・師長・先輩・後輩との関係がストレスになっている人も多いと思います。
訪問看護師になれば、厳しい師長からの指摘もなく、シフト交代の引継ぎもなく、考え方の違う同僚との共同作業からも解放される、自分の実力を思いっきり発揮できる、と思ったら大間違いです。
看護師長は居なくても事業所の所長との関係があります。
24時間シフトではなく、受持ち制のステーションの場合でも急な交代に備えて、看護内容の共有は常にしていますし、ミーティングは頻繁に行われます。病棟勤務の時は医師に対面で相談出来た事も電話で指示を受けるようになり、かえってストレスになる事もあります。病棟では殆ど関わらなかったケアマネジャーとの連携も重要となります。患者家族とは病棟に見舞いに来ていた家族よりも密な関係になるのが普通でしょう。

 

訪問看護に移っても人間関係は十分に存在し、看護師1人で立ち回ろうとするのは無理があります。
もし、人間関係が理由で訪問看護にの転職を考えているなら、1度立ち止まって考えてみる事を薦めます。

 

人間関係の中で訪問看護師にとって一番のキーマンは、訪問看護ステーションの「所長」と言えるでしょう。
人柄、看護技術、経営感覚、モラル、これらの全てがある程度備わっている所長でなければ、その下で働く看護師はきついと思います。
有無も言わせず急な代役を迫ったり、管理業務を押し付けてきたり、事業所としてのクレーム対応をさせたり、管理者としての業務を全うしていない所長も実在します。
どちらかと言うと、急ごしらえの少人数の個人経営の訪問看護ステーションに多くありがちです。